お仏壇の処分方法6選!費用やメリット・デメリットを解説

継承者の不在や買い替えなどを機に、お仏壇の処分を検討される方は多いのではないでしょうか。お仏壇の処分方法は様々で、それぞれの特徴や相場などを把握しておけば、失敗やトラブルを防げます。
今回はお仏壇の処分方法6選と題し、各処分方法の費用やメリット・デメリットなどをご紹介します。
1.お寺さんに引き取ってもらう
-
菩提寺さんに頼んで、お仏壇を引き取ってもらう方法です。魂抜き(閉眼供養)が終わり次第引き取ってもらえるので、手間がなくスムーズです。
お仏壇を引き取ってもらえるかどうかは、菩提寺さんによって異なります。なお、菩提寺さんでない場合でも依頼できる場合があります。相場 30,000円~100,000円程度 メリット - 魂抜き供養と引き取りを一緒に依頼できる
- 手間がかからない
デメリット - お寺さんによっては対応していない
- 自分で持って行く必要がある
2.仏具屋さんに引き取ってもらう
-
仏具屋さんに依頼して、お仏壇を引き取ってもらう方法です。本職なので安心して任せられます。また、宗派に関係なく対応してもらえる強みもあります。
相場 20,000円~80,000円程度 メリット - 安心して任せられる
- 宗派を問わず引き取ってもらえる
デメリット - 処分費用が高い
- 移動距離で料金が変動する
3.処分業者さんに引き取ってもらう
-
処分業者さんには、不用品回収業者さんや産業廃棄物処理業者さん、便利屋さんといった様々な業者さんがいます。費用は業者さんによって異なるため、依頼される前には見積りを取るなどしておくと良いでしょう。
相場 20,000円程度~ メリット - お仏壇以外の処分や引き取りも頼める
- 料金にバラツキはあるものの、比較的安い
デメリット - 依頼先によってはお仏壇の取り扱いに不慣れだったり、知識がなかったりする
- 追加料金が発生する場合がある
4.買取業者さんに買い取ってもらう
-
買取業者さんにお仏壇を査定してもらい、買い取ってもらう方法です。中古のお仏壇は需要がほとんどなく、リサイクルにもコストがかかるため、買取金額に期待するのはおすすめしません。また買取してもらえないケースも多くあります。
相場 数千円~(買取金額) メリット - 現金化できる
- 高価な素材で造られていたり、工芸品としての価値があったりした場合は高額で買い取ってもらえる
デメリット - 基本的に買取金額が低い
- 需要があまりないため、買い取ってもらえないことが多い
5.仲介業者さんに紹介してもらう
-
仲介業者さんに問い合わせ、提携先の仏具屋さんや処分業者さんを紹介してもらう方法です。業者さんの選定や手配を代わりに行ってくれるので、手間なくお仏壇を処分できます。
相場 20,000円程度~ メリット - 電話一本で済むので楽
- お仏壇の処分に関連する困りごとも相談できる
デメリット - 提携先がないエリアでの依頼は対応できない
- 紹介された業者さんと相性が合わない場合がある
6.粗大ごみとして処分する
-
魂抜き(閉眼供養)を終えたお仏壇は、宗教上は木の箱と言える状態なので、粗大ごみとして扱うことができます。自治体や地方の公共団体によって粗大ごみで捨てられるものやルールは異なるので、事前の確認が必要です。
相場 500円~2,000円程度 メリット - 処分方法の中で一番安く済む
- 手軽に処分できる
デメリット - サイズ等の規定がある
- 処分が可能な自治体及び地方公共団体が限られる
自分たちに合った処分方法を選ぶことが大切
お仏壇はご家族やご親族、お寺さん、仏具屋さんなど様々な方と関わりを持っています。お仏壇を手離す際には、関係者様としっかり話し合ったうえで決めていくことが大切です。
どの処分方法が一番適しているのかは、それぞれのご家庭によって異なります。今回ご紹介したお仏壇の処分方法6選をお役立ていただけますと幸いです。
まとめ
今回はお仏壇の処分方法を6つ紹介しました。それぞれには、料金の違いや様々なメリット・デメリットがあります。どの処分方法が最適なのかは、各ご家庭によって異なるため、情報収集や関係者様との話し合いが大切です。
お仏壇の処分に関するご依頼や相談は、涙そうそうでも承っております。これまで様々なエリアや宗派のお仏壇処分に対応してまいりました。お仏壇の処分はもちろん、撤去前の魂抜き(閉眼供養)やその他の関連サービスも充実しておりますので、お気軽にご相談ください。