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<お位牌>巻頭言

地震が来たとなると、家から持ち出す物は「お位牌・現金・貯金通帳・印鑑」とよく言われていますが・・・・・なぜ、命に関わる一大事に「お位牌?」となります。日本人の心の底には、先祖崇拝の気持ちが強く残っているのでしょうか?まずは、お位牌となるようです・・・・・

最近は、経済的で個人で決められるということで、手元供養がちょっとしたブームです。お墓・お仏壇は気持ちが重くなる、お金がかかりすぎる、継承者がいないなどで敬遠気味です。そんな中、従来のお位牌が様変わりしてきました。

宮型霊柩車が洋型霊柩車に、白木祭壇が花祭壇に、ご遺骨整理・処分が従来のお墓から樹木葬や散骨に変化してきたように、お位牌も洋風化・ファッション化・シンプル化・さらに形そのものも変わろうとしています。こんな世の中の流れに、涙そうそう(終楽)も積極的に対応していきたいと思っていますが・・・・・何せ力不足です。

まずは、できる範囲での対応ということで、従来のお位牌をリーズナブル料金(費用)での提供すること、魂入れ・開眼供養とお位牌の整理・処分(魂抜き・閉眼供養、お焚き上げ)に注力することにいたしました。ご理解いただけますと幸いです。

お位牌とは

亡くなった方を弔う、故人の戒名を彫りこんだ木の板の事をいいます。

一般的に葬式中に使っている白木の位牌を内位牌、黒く塗られている位牌を本位牌といいます。

回出(くりだし)位牌とは

複数の位牌をまとめたい時に使う位牌で、中に何枚かの木の板が入っており戒名を書いて入れておくことが出来ます。

ですが、まとめる際には位牌を変えるので魂抜き・魂入れをしてください。

過去帳入れ位牌とは

位牌の中に過去帳が入っており、先祖代々の慰霊として使う位牌の事をいいます。

寺院などでも永代供養位牌としても使われており、初めから位牌を一つでまとめておきたいとお考えの際はこちらを使ったほうがいいでしょう。

魂入れとは

仏教の各宗派によって意味合いは違います。一般的にはめでたい法要の事をいいます。

仏教では魂入れ(入仏式)の事を開眼法要と言う所もあります。昔からある開眼で分かりやすいのは、めでたい時などにダルマの目を入れると言う儀式です。

ダルマの左目に願掛けをして書き、達成したら右目を書くなど選挙でよく見かけるものです。

仏像を造るときに、大部分を完成させておいて最後に点睛(てんがん)すなわち「眼を描き込む」ことにより、人の手で作られた物としての像は仏像に成ります。

像に尊い魂が入って完成することから、特に点睛を重要視し、後世「開眼法要」として儀式化しました。

しかし、浄土真宗だけは開眼法要は無いです。本尊などに魂を込めるという概念が無いため、「御移徙」(ごいし・おわたまし)と呼ばれる慶事の法要を営みます。

ですので仏教は、古くからお位牌、お墓、仏壇など新しく作った際に魂を入れる魂入れ「開眼法要」をするようになりました。

また、「魂入れ」以外にも「お性根入れ」「お精根入れ」「お性入れ」「お精入れ」「開眼供養」とも呼ばれております。

魂抜きとは

一般的には墓石などを建てた際に魂入れ「開眼法要」をして墓石に魂を込めております。魂を入れるという儀式があるということは、逆に魂を抜き取るという儀式があるという事です。

これを魂抜き「閉眼法要」といいます。

閉眼法要が必要となるのは、信仰の対象物として魂が宿っているものから魂を抜き取って新たな対象物に入れる場合に必要となります。墓石・仏壇・仏像などがその対象物となります。

これらの魂を抜いた墓石・仏壇・仏像は寺院で御焚き上げ供養をしてあげてください。

また、「魂抜き」以外にも「お性根抜き」「お精根抜き」「お性抜き」「お精抜き」「閉眼供養」「浄焚(じょうほん)」「撥遣(はっけん)」とも呼ばれております。

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