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お位牌事情

<お位牌最新情報(01)>

「涙(なだ)そうそう」は、2017.08のエンディング産業展とフューネラル・ビジネス・フェアへ出展しました。そこで見て驚いたことが、 手元供養関連業者さんの出展の多さでした。お墓やお仏壇よりも手元供養用品へ、葬送サービス業界さんの動きが大型商材から小物商材へと流れているように思えます。 この辺りの事情は、「あなたの葬送は誰がしてくれるのか=激変する供養のカタチ=」(内藤理恵子著)に詳しく触れられています。 今回、涙そうそうは「お位牌事情」の内容をより安心で安全にするために、顧問先のお寺さんへ文章化をお願いしました。

お位牌とは?
位牌は、故人の供養のために戒名・法名・法号などを彫りこんだ木の板で出来ており、表に戒名・法名・法号を、裏には俗名(故人の本名)没年月日・没年齢が彫りこまれております。
中国の宋の時代に日本に伝わったとされており、儒教が盛んであった頃の先祖供養で使用されていた物を日本で依代として使用されたのが習慣化したそうです。
大きさとしては2.5~7寸が標準サイズで、位牌の数え方は1柱2柱と数えます。
位牌の種類
  • 内位牌
    白木で出来た位牌で葬式から四十九日法要までの間に用いられる位牌です。白木位牌は、四十九日法要にて本位牌に魂入れをした後、お焚き上げ供養して処分いたします。 一般的には、仮位牌と言われています。
  • 野位牌
    内位牌と同じ白木の位牌で用途としては、墓石に戒名を彫りこみ魂入れをするまでの間、お墓において置く位牌です。
  • 本位牌
    四十九日法要にて魂入れをして仏壇に飾る位牌です。一般的なのは塗り位牌と呼ばれる黒い位牌で、その他に唐木位牌・札位牌・繰り出し位牌と呼ばれる物もあります。
位牌の値段
位牌にはサイズ・デザイン・色・仕上げ方など色々なものがあり仏壇屋へ行くと目移りします。
基本的には、朱塗り位牌と黒檀・紫檀の唐木位牌の二種類があり、型として春日(かすが)、勝美(かつみ)、葵角切(あおいすみきり)といった種類があり、 お位牌の頭や肩足の部分に違いがあります。
選び方としては宗教的な決まりは特にございませんので、好みで選ぶのが良いでしょう。
ですが、先祖の位牌より大きいのはダメだと言われており、同じ大きさかそれよりも小さいのを選びましょう。 最近ではモダン位牌というのも出ており、デザインもおしゃれな物が増えてきております。
また仏壇が小さく位牌がこれ以上入らないという場合、たくさんある位牌を一つの先祖位牌にまとめて新しい位牌を購入します。
位牌の値段
位牌というのは種類や加工方法によって値段が異なります。一般的には2万円~5万円程、高ければ10万20万と高額です。
今ではインターネットで値段が安いものが多いですが、戒名彫りは別料金の所もあり、安くても値段は変わらないという所もあるので気をつけましょう。
位牌の戒名入れ(彫り)
位牌には戒名という生きている間の名前(俗名)と違い、亡くなった後に仏門に入り戒を受けた物に与えられる名前であり、故人があの世で使う名前を彫りこみます。
表には戒名と位・宗派によって梵字を入れます。裏には俗名・没年月日・没年齢を入れます。
また、表に戒名を二つ入れる夫婦位牌もあります。
位牌の魂入れ・魂抜き
位牌にはただ戒名を入れればよいと言う訳ではありません。お坊さんによる魂入れをしなければただ戒名を彫りこんだ木の位牌です。 そこに亡くなった方の魂を吹き込まなければいけません。
魂を入れなければ、戒名を入れ込んだただの木の位牌を供養するだけです。
また、位牌を処分する場合も魂を抜かなければいけません。魂を抜かずそのまま処分すれば亡くなった方の魂そのまま処分する事になります。
ですので、魂入れ・魂抜きというのはとても重要です。ですが、宗派によりその考え方も違うのでしっかりと確認しましょう。
位牌の置く場所
位牌の置く場所は基本的には仏壇の中がいいです。真ん中の一番奥に本尊を置き、そこから一段下の右から置いて同じ段の左と置いていきます。
仏壇が無い場合ですが、その場合は遺影の前に置くのが良いです。
最新の位牌のモダン位牌
モダン位牌とはお洒落な位牌です。昔の形を残しつつインテリアに合わせた位牌、位牌の蒔絵を入れた位牌、石で作られた位牌、宝石のような位牌と様々なものがあります。
位牌の形は宗教的にお墓と同じ意味合いで作られており、形も固定されておりましたが、大切なのは故人をしっかり敬い尊び供養する気持ちでありますので、 どのような位牌であろうとしっかりと先祖供養して頂ければ良いですので、 気に入ったのであれば買うのもよいですが余り奇抜な物ですと先祖も嫌がるかもしれませんのでよく考えましょう。
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<お位牌>巻頭言

地震が来たとなると、家から持ち出す物は「お位牌・現金・貯金通帳・印鑑」とよく言われていますが・・・・・なぜ、命に関わる一大事に「お位牌?」となります。日本人の心の底には、先祖崇拝の気持ちが強く残っているのでしょうか?まずは、お位牌となるようです・・・・・

最近は、経済的で個人で決められるということで、手元供養がちょっとしたブームです。お墓・お仏壇は気持ちが重くなる、お金がかかりすぎる、継承者がいないなどで敬遠気味です。そんな中、従来のお位牌が様変わりしてきました。

宮型霊柩車が洋型霊柩車に、白木祭壇が花祭壇に、ご遺骨整理・処分が従来のお墓から樹木葬や散骨に変化してきたように、お位牌も洋風化・ファッション化・シンプル化・さらに形そのものも変わろうとしています。こんな世の中の流れに、涙そうそう(終楽)も積極的に対応していきたいと思っていますが・・・・・何せ力不足です。

まずは、できる範囲での対応ということで、従来のお位牌をリーズナブル料金(費用)での提供すること、魂入れ・開眼供養とお位牌の整理・処分(魂抜き・閉眼供養、お焚き上げ)に注力することにいたしました。ご理解いただけますと幸いです。

お位牌とは

亡くなった方を弔う、故人の戒名を彫りこんだ木の板の事をいいます。

一般的に葬式中に使っている白木の位牌を内位牌、黒く塗られている位牌を本位牌といいます。

回出(くりだし)位牌とは

複数の位牌をまとめたい時に使う位牌で、中に何枚かの木の板が入っており戒名を書いて入れておくことが出来ます。

ですが、まとめる際には位牌を変えるので魂抜き・魂入れをしてください。

過去帳入れ位牌とは

位牌の中に過去帳が入っており、先祖代々の慰霊として使う位牌の事をいいます。

寺院などでも永代供養位牌としても使われており、初めから位牌を一つでまとめておきたいとお考えの際はこちらを使ったほうがいいでしょう。

魂入れとは

仏教の各宗派によって意味合いは違います。一般的にはめでたい法要の事をいいます。

仏教では魂入れ(入仏式)の事を開眼法要と言う所もあります。昔からある開眼で分かりやすいのは、めでたい時などにダルマの目を入れると言う儀式です。

ダルマの左目に願掛けをして書き、達成したら右目を書くなど選挙でよく見かけるものです。

仏像を造るときに、大部分を完成させておいて最後に点睛(てんがん)すなわち「眼を描き込む」ことにより、人の手で作られた物としての像は仏像に成ります。

像に尊い魂が入って完成することから、特に点睛を重要視し、後世「開眼法要」として儀式化しました。

しかし、浄土真宗だけは開眼法要は無いです。本尊などに魂を込めるという概念が無いため、「御移徙」(ごいし・おわたまし)と呼ばれる慶事の法要を営みます。

ですので仏教は、古くからお位牌、お墓、仏壇など新しく作った際に魂を入れる魂入れ「開眼法要」をするようになりました。

また、「魂入れ」以外にも「お性根入れ」「お精根入れ」「お性入れ」「お精入れ」「開眼供養」とも呼ばれております。

魂抜きとは

一般的には墓石などを建てた際に魂入れ「開眼法要」をして墓石に魂を込めております。魂を入れるという儀式があるということは、逆に魂を抜き取るという儀式があるという事です。

これを魂抜き「閉眼法要」といいます。

閉眼法要が必要となるのは、信仰の対象物として魂が宿っているものから魂を抜き取って新たな対象物に入れる場合に必要となります。墓石・仏壇・仏像などがその対象物となります。

これらの魂を抜いた墓石・仏壇・仏像は寺院で御焚き上げ供養をしてあげてください。

また、「魂抜き」以外にも「お性根抜き」「お精根抜き」「お性抜き」「お精抜き」「閉眼供養」「浄焚(じょうほん)」「撥遣(はっけん)」とも呼ばれております。

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